本日は最近発表された、HONDA 新型CR-Vの先行展示会場に行ってきた。
新型CRVが登場するというのは最近知ったのだが、HONDA推しの私にとってZR-Vに次ぐSUVのフラグシップモデルが出るというのは個人的に大変大きなニュースであった。

2026年の2月に発売開始となるようで、すでに先行予約が開始されているとのことだった。
多くのユーチューバーたちがこぞって紹介をしているが、モータージャーナリストでも何でもない素人の私にとってはそのようなレビューの機会が得られるのが羨ましい限りである。
そんな中、Honda Cars 岐阜では、現在先行展示会をやっているとのこと。たまたま岐阜に滞在していた私にとってこれはまたと無い機会だと感じ、早速調べることに。
どうやら各務原の展示場に1台置いてあるとのこと。
今日は平日。そして岐阜にこの車が置いてあるのも明日19日までらしい。
もうこれは行くしかない。
冬の香りをほのかに感じる快晴の天気中、各務原まで車を走らせた。
今日は空気が澄んでおり、空が美しく、遠くの山の雪化粧が非常に綺麗だった。

先行展示会場

① 各務原会場
[開催日] 2025年12月18日(木)-19日(金)
[時 間] 10:00〜20:00
※通常営業時間とは異なります
[会 場] 各務原R21店
[住 所] 岐阜県各務原市鵜沼各務原町1-209-1
[電 話] 058-370-4171
場所は各務原のR21店という場所。
岐阜県各務原には行った記憶は今まで無かったのだが、今回は初の試み。
美濃加茂方面から攻め、しばらく走ると到着した。

大通りに面しており、割と見つけるのは容易であった。

受付の女性がお出迎えをしてくれ、CR-Vを見にきたことを伝えると『ぜひ、どうぞ!』とのことで入店。
平日の昼間ということもあって、混んでいるということは無かったのだが、やはりいち早く己の目に焼き付けようとCR-Vを目当てに来ていらっしゃる方は何人かお見かけした。
実際に実物を見てきた

まず店内に入ると早速本日の目玉が鎮座していた。
重厚かつどっしりとした佇まい。入店する前からちらっと見えるその姿だけで分かったものである。
現行の国内市場のフラグシップSUVであるZR-Vと比べても一回り大きい感じ。

早速中も覗いていこう。
まずは後ろから。

まず、リアドアを開けて最初に感じたのが後部座席の広さである。
ZR-Vやヴェゼルと比べても圧倒的に広いことが伺える。ZR-V では後部座席で普通の大人がゆったりと座れるということはなく、少し窮屈に感じるところがあるのとは対照的に この CR-Vはかなり広々とした居住空間を確保することができていた。

また、後部座席はリクライニングシートになっていて、さすがにフルフラットのようにはいかないが、ある程度まで背もたれを倒すことができるような仕組みになっており、これまた快適性の追求が伺える。
ドアの所の質感も結構いい感じ。

大人3人座っても結構楽々なのでは、無いだろうか。

さて、お次は気になる運転席へと足を運んでみよう。

これまたシンプルかつ上品なテイストに仕上げているなと感じた。
インテリアに関しては、最近のWR-Vやヴェゼルを中心としたSUVと根本的には変わらないような感じである。

センター周りもかなり洗練されたデザインになっている。
タイプCの充電ポートが2つ装備されているのと、ワイヤレスでも充電でき、同時に3台まとめて充電することも可能である。なんとも贅沢だと感じた。
友達と大人数で旅行する時など、大活躍してくれるかもしれない。


十分すぎるほどのスペースと、視認性の高いコックピットは乗る人をドライブへと誘う。
唯一気になった点としては、パドルシフトの材質がプラスチックで、少々安っぽさを感じるデザインに仕上げられている所だと感じた。
ZR-Vなどは、金属製で高級感もあり、触った時にヒヤリとした気持ちよさを感じるとともに、高級な車に乗っているなという錯覚を感じさせてくれるものだが、この点プラスチックになりおもちゃっぽさが丸出しになってしまっている点は残念な所である。

そして、最後は後ろの荷台スペースだ。
正直、人によって好みは分かれるだろうが、個人的にはここのスペースは結構重視しているポイントである。というのも、荷台が大きいことで色んな荷物を乗せることができ、まるで大きな船のように、長期の旅などで荷物が増えてしまったりした際でも余裕を持って対応できるからである。
また、日常生活でもちょっとしたゴミ出しや、友達の引越しを手伝う際にも重宝することになる。
現在バッテリーが上がってしまっているようで、ボタンを押してもリアがオープンにならない。
何やら調整をしてくれた。

わざわざ申し訳ない。

十分すぎるほど広いと感じた。
もちろん後部座席はフルフラットにすることができ、その際にはかなりの広さのスペースが出来上がる。
ちょっとしたソファなどであれば簡単に入ってしまいそうな勢いだ。

ちなみに、タイヤは新車装着タイヤでミシュランのものを履いている。
大きさは19インチで威風堂々とした存在感を放っている。

この車でどんな未来を描くか

私は、過去も今も車社会の中で生きてきており、都会ではありがちな『車など一切不要』といった生活をあまり経験したことが無い。
海外に少し住んでいた時でさえ、ボロ車を持って生活をしていたものだ。
だから車は人生の一部であり、自分の可能性を大きく広げてくれるものだという認識を強く持っている。
気になるお値段を聞いてみた。
ざっくりと、乗り出しで650万くらいだそうだ。昔と比べて車も本当に高くなったよなぁ。。。と考えつつ、この車が持つ大きな可能性を感じざるを得なかった。
これくらい大きな車体であれば、長距離を移動するにも楽だろうなとか、長いこと乗って友人や家族と色んな思い出を紡いでいけるだろうなとか、色んなことを考えさせてくれる内容だった。
価格はそれなりにはするものの、上質さは間違いなしで普通に購入したいと思える車だった。
営業の方が言うには、今予約注文をした方で納車は2026年夏頃だという。この納期をどう考えるのかという問題もあるのだが、待てる人には良いタイミングなのだろう。
個人的には完全にドライブフィーリングで決めてしまうタイプの人間なので、発売前から予約をするということはないのだが、また来年発売されたら試乗もできたらいいなと思った。
車も人と一緒で、どのタイミングでどういう出逢いがあるか分からないから面白い。
そんな、久しぶりに満足感を味わって帰路についた。
